徳島県

徳島県石井町の銘菓「か津ら ふぢ餅」

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花をモチーフにした上生菓子は全国にたくさんありますが、地元に根付いた花の和菓子って他に無いのではないでしょうか。

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か津ら ふぢ餅の特徴

  • 地元名物の藤の花にちなんでいる
  • 紫芋で藤色に着色した求肥餅
  • 餅は滋賀県近江米
  • 白餡は阿波和三盆糖と徳島県産の柚子皮を使っている

か津ら ふぢ餅の歴史

岡萬本舗が1902年(明治35年)に創業して以来の和菓子で、石井町の町花である藤にちなんだあんころ餅です。

1789年-1801年(寛政年間)に、地福寺住職の隆淳上人が、一株の藤樹を植えたのが起源だとされています。

か津ら ふぢ餅を食べた感想

とにかく最初から最後まで雅なお餅です。なぜなら包装から中身まで、藤をうまく表現した美しさがあるからです。

まず箱の蓋を開けると、藤の房のように袋が並んでいてとても目を引きます。

小袋の中には、薄くて淡い紫色をした小さなお餅が入っています。一見普通のお餅のように見えますが、繭(まゆ)の形をしていて、とても可愛いです。

求肥は耳たぶよりも柔らかで、ほどよくモチっとしています。中のあんこは黄色がかったゆず餡で、皮の食感と後に残る香りが爽やかです。また、上品で控えめな甘さがとても美味しいです。

値段は決して高くないのに、包装紙も箱も高級感があります。後で気づいたのですが、箱も藤色でした。

この餅を食べると過去に見た藤の美しさが鮮明に甦ってきて、花見をしながら食べたくなりました。

藤棚が見える和室で美味しい抹茶を点(た)てると、よりいいいな~と思います。

か津ら ふぢ餅の商品概要

商品名 か津ら ふぢ餅
製造者 岡萬商店
製造者住所 徳島県名西郡石井町石井字石井442番地の6
原材料 砂糖、手芒豆、もち粉、水飴、阿波和三盆糖、還元水飴、練乳、コーンスターチ、紫芋、柚子皮ペースト、寒天、トレハロース
賞味期限 10日
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて保存

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