坊っちゃんだんごはタルトと並び、愛媛県松山市を代表するお土産です。
前々からお取り寄せしたいと思っていたのですが、地元のスーパーで売っているのを発見し、迷わず購入しました。
坊っちゃんだんごの特徴
- 3色のカラフルなあん団子
- 上から抹茶、卵、小豆の3種類
- 爪楊枝より1cmほど長い楊枝に団子が刺さっている
- 団子は直径2cmほどのミニサイズ
- 小さいながら中はしっかりとお餅が入っている
- 個包装で分けやすい
坊っちゃんだんごの歴史
坊っちゃん団子は、夏目漱石の「坊っちゃん」に由来しています。
「坊っちゃん団子」の名前で呼ばれるようになったのは、昭和に入ってからのこと。
小説の中に「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」と、道後温泉で団子を2皿も食べる場面が登場します。
この小説は、漱石が松山に赴任していた頃の実体験がモチーフとなっていますが、その当時の団子は湯ざらし団子で、赤と白の餡団子を3つ串に刺したものでした。
坊っちゃんの入った団子屋は、色町(遊郭)の入り口であるとの設定ですが、かつての色町への入口の道は今も残っています。
小説「坊っちゃん」が世に出てちょうど百年を迎えた2006年に、「マドンナだんご」というのも発売されました。色も味も女性を意識した、それはもう可愛らしいお団子。坊っちゃん団子とセットで買う人も多いんですよ。
坊っちゃんだんごを食べた感想
見た目が可愛く小さいので、食べる前はチープな味かも?と想像していました。
ところがどっこい、舟和のあんこ玉と同じくらい美味しい。少し違うのは、周りがコーティングされておらず、餅が入っているところです。
それがかえって素朴な味わいを引き出し、とても美味しいです。
こんなに小さいのに、しっかりとお餅のモチモチ感があるし、3種類の味を楽しめる面白さもあります。
予想外の味わいに、サイズをもう一回り大きくしてほしいと、本気で思いました。正直なところ、1箱独り占めしたかったです。
お餅は1個1個しっかりと味が違うし、甘さも控えめで食べやすいので、マドンナだんごも食べてみたくなりました。
坊っちゃんだんごの商品概要
商品名 | 坊っちゃんだんご |
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製造者 | 亀井製菓 |
製造者住所 | 愛媛県松山市枝松1丁目5-39 |
原材料 | 砂糖、白いんげん豆、いんげん豆、小豆、水飴、直鎖オリゴ糖、麦芽糖、餅粉(国内産)、卵、抹茶、トレハロース、加工澱粉、乳化剤、着色料(クチナシ、ビタミンB2) |
賞味期限 | 30日 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、涼しい所で保存 |