出典:亀印本舗
茨城と言えば偕楽園・納豆・梅が有名です。
お土産は、梅を使った和菓子も人気が高く、水戸の梅は、のし梅と人気を二分するほど有名です。
水戸の梅という名前は、「井熊総本家、亀印製菓、あさ川製菓、木村屋本店、永井製菓」のみが商標を使用できる水戸の人気土産です。
水戸の梅の特徴
水戸の梅とは、偕楽園の梅をモチーフとして作られた和菓子です。
- 中身は求肥で包んだ白餡
- 外側は梅酢に浸け込んだ赤紫蘇
- 酸味が効いたさわやかな餅
水戸の梅の歴史
水戸藩の古文書に記された「9代藩主徳川斉昭(とくがわなりあき)が作らせたと言う紫蘇巻き梅干しを参考にした菓子」にヒントを得て、1892年(明治25年)に亀印製菓の2代目が開発したと称しています。
最初に作られたものは、練った白あんをシソの葉でくるんだ和菓子で、「星の梅」という名前でした。3代目の時に「水戸の梅」と、名前が変更されています。
大正時代には宮中にも献上されたほか、全国菓子大博覧会でも金賞を3回受賞しています。
水戸の梅は、亀印製菓の他にも「井熊総本家」「あさ川製菓」「木村屋本店」「永井製菓」でも作られていて、各社歴史が異なります。
水戸の梅を食べた感想
袋を開けると梅の香りが漂います。酸味と塩味が効いた梅風味のしそが、上品な白いこしあんとマッチしています。
餅は求肥を使っているので、あまり伸びませんが、柔らかく上品で繊細な口当たりです。餡はぽってりと甘く、上生菓子を梅干し用の紫蘇で包んだ感じです。
紫蘇は蜜漬けなので甘酸っぱく、食べ終わった後はさわやかな風味の余韻があります。渋めのお茶で食べたくなる美味しさです。
水戸の梅の商品概要
商品名 | 水戸の梅 |
---|---|
製造者 | 亀じるし製菓 |
製造者住所 | 茨城県水戸市見川町2139番地の5 |
原材料 | 白いんげん、砂糖、水飴、餅粉、しそ葉、還元水飴、澱粉、酸味料、乳化剤、保存料(ソルビン酸K)、着色料(赤106) |
賞味期限 | 20日 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |
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