2018年の和菓子始めは、彦根銘菓の「埋れ木」に決定。10年ほど前、沢口靖子さんがはなまるマーケットに出演された際に、おめざとして紹介されていました。
いと重菓舗は老舗の糸問屋でありながら、副業として煎餅などを作っていました。1809年(文化6年)に本格的な菓子屋になると、井伊直弼公に愛されるお店になりました。
今では多くの和菓子ファンに支持を得る老舗。人気店が作る埋れ木はとても気になりますね。
埋れ木の特徴
- 淡い黄緑色の餅菓子である
- 手芒豆の白餡を求肥で包んでいる
- 表面には抹茶を加えた和三盆糖をまぶしている
- 美味しさは旅館の仲居さんがおすすめするお墨付きである
- 彦根藩第13代藩主・井伊直弼公が青年時代を過ごした「埋れ木舎(うもれぎのや)」にちなんで名付けられたお菓子である
埋れ木を食べた感想
「1口目から、もう既に美味しい」という上品なお餅です。
包みを開いた瞬間の抹茶の良い香り、そして美しい黄緑色に食欲がそそられました。
表面は、上質の落雁を粉にしたような(いい意味で)ザラッとした食感。さすが和三盆糖です。
お餅は弾力と噛みごたえのある、私好みの硬さになっています。
全体的に甘さが強いですが、とても美味しく、ほうじ茶と一緒にいただくのがベストだと思いました。
もう少し大きいサイズで食べたいと思いましたが、おそらくこの分量が1番美味しく食べられるサイズなんだと思います。
干菓子とお餅の2種類の味を楽しめるのに、しっかりと上質のお餅になっている「埋れ木」は、新年最初の和菓子に選んでよかったと思いました。
「いと重」さんはお店の対応も良く、宅急便の簡易包装ではありましたが、中身がつぶれないようにしっかりと包装して下さいました。
しかも、手提げ袋と、ビニールの袋も梱包されており、自宅用に頼んだのに申し訳ないことをしたな~と思います(送料も540円と安かったのに)。
今度から、備考欄に袋不要と記入しようと深く反省しました。
埋れ木の商品概要
商品名 | 埋れ木 |
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製造者 | いと重菓舗 |
製造者住所 | 滋賀県彦根市本町1丁目3番37号 |
原材料 | 上白糖、大手亡、餅粉(国産)、水飴、還元澱粉糖、麦芽糖、和三盆糖、抹茶、トレハロース |
賞味期限 | 1週間 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |