島根県松江市を代表する銘菓、山川は、森八の長生殿(石川県)、大和屋の越乃雪(新潟県)と並ぶ、「日本三大和菓子」と称されています。
日本三大和菓子処でもある「松江」は、抹茶に良く合う和菓子があり、山川で有名な和菓子店には、風流堂・彩雲堂・三英堂などがあります。
山川の特徴
- 赤と白が対になった四角い落雁
- 手で割って食べる
- 紅白の落雁はどちらも同じ味
- とても甘いのでお茶は必須
山川の歴史
若草は、松江藩7代藩主松平治郷(不昧公・ふまいこう)好みの和菓子として作られたと言われています。
手で割った凸凹が山と川に似ていて、紅白の色が紅葉と川のせせらぎのようであるため、松江地方では秋の和菓子として有名です。
名前の由来は、治郷公の
「散るは浮き 散らぬは沈む 紅葉ばの 影は高尾の 山川の水」
という引歌から命名されています。
山川を食べた感想
薄い落雁をイメージしていたのですが、厚みが2.7cmもあり意外と大きいので驚きました。
しっとりと柔らかく、割っても粉があまり飛び散りません。舌触りシャリシャリしますが、噛まずに吸うと自然に溶けていき、その様はまるで綿あめのようでした。粉雪をぎゅーっと固めたような口当たりと、丸みと深みがある甘さが上品で、とても美味しかったです。
「落雁=硬い」というのは間違いなんですねぇ。
山川の商品概要
商品名 | 山川 |
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製造者 | 彩雲堂 |
製造者住所 | 島根県松江市八束町波入757 |
原材料 | 砂糖、米粉、和三盆糖、還元水飴、食塩、着色料(赤3、赤106、黄5) |
賞味期限 | 10~15日 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、涼しい所で保存 |