金沢は、京都、松江と並ぶ日本三大和菓子処です。
中でも特に気になっていたのが中田屋のきんつば。このきんつばはとても有名で、全国でもトップクラスの味だと評判です。前々から一番食べたかった和菓子ということで、とうとうお取り寄せをしちゃいました。
中田屋きんつばの特徴
- 白い薄衣に包まれている
- 5cmの正方形で厚みが1.5cm
- 粒あんというよりは、甘い大納言小豆が詰まっている
- 小豆の粒は大きく、ふっくらとしていて食感がいい
きんつばのルーツを探る!!意外な歴史と名前の由来
きんつばって四角いあんこの塊に、薄い衣をつけて焼いた和菓子というイメージがありますが、「きんつば」って変わった名前ですよね。
全く知らない人にとっては、その名前からどんなものかを想像することもできません。
そこで、きんつ...
中田屋きんつばを食べた感想
箱を開けると3個入りの袋が2個入っていました。半分残しても、封を切らないで保存しておけるのはポイントが高いです。
包みを開けてみると、見た目はごく普通のきんつば。
味はどうかな?と、一口食べてみるとヤバイ。最初に感じたのがほのかな塩味。この味がどんどん小豆の甘さを引き出していきます。食べ進んでいくとほど良い甘さに仕上がります。スイカにかけて食べる塩と同じ効果を発揮しています。
「塩ってこんなにも小豆の甘さと旨味を際立たせるんだ」と、びっくりしました(夏場の暑さ疲れに効果ありそう)。
おまけに、粒あんは1粒1粒がしっかりと大きく、形がまったく崩れていません。ふっくらホクホクで美味し~い!!
大福の粒あんよりも少し硬さはありますが、きんつばは小豆の歯ごたえが感じられる方がより美味しいです。その点で、中田屋のきんつばは非常に美味しい仕上がりです。ツヤも良くて大満足です。
薄皮もしっとり柔らかく、もう言う事なしです。
なんだか、他のきんつばも食べ比べてみたくなりました。
「小豆粒がたっぷり入っていて、なおかつその形を綺麗に残している粒あんを使った和菓子が食べられるお店にハズレはない」ということを、中田屋のきんつばで再確認しました。
食べて良かった~!!
参考小豆粒が美しく柔らかくて美味しい和菓子はこちら滋賀県大津市の銘菓「あも」
2017年4月20日のガンブリア宮殿で「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」が紹介されていました。「あも」という名前を聞いたことがありましたが、どのような和菓子なのかを初めて知りました。
和菓子に込められた先代の想い...
中田屋きんつばの商品概要
商品名 | きんつば |
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製造者 | 中田屋 |
製造者住所 | 石川県金沢市元町2丁目4-9 |
原材料 | 砂糖、小豆、小麦粉、寒天、塩 |
賞味期限 | 14日(10月~5月末・気温18℃以下)10日(6~9月末・気温18℃以上) |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |