マシュマロと黄身餡の不思議な和菓子「鶴乃子」。前々から食べてみたかったのですが、なかなか巡り会う機会が無くて・・・。
たまたまスーパーで見つけてしまったので、即買いです。
鶴乃子の特徴
- 真っ白な卵のような形をしている
- マシュマロに黄身餡が入った和洋折衷のお菓子である
鶴乃子の歴史
銘菓 鶴乃子は、1910年(明治43年)にその産声を上げました。
石村萬盛堂では創業当時から鶏卵素麺(日本三大銘菓とも言われています)を作っているのですが、この和菓子は卵黄だけを使うため、卵白がどうしても余ってしまいます。
そこで初代善太郎が、卵白を泡立て、卵の殻に入れ、そこに餡を入れた淡雪のようなお菓子を作りました。
その後すぐに舶来品であるマシュマロの技術が伝わり、現在の形である「鶴乃子」が誕生しました。
鶴乃子を食べた感想
箱を空けると、甘くていい香り~。黄身餡の強い香りが、和菓子好きにはたまりません。
滑らかでとろっとした黄身餡をマシュマロでコーティングしています。かもめの玉子をしっかりと茹であがった卵とするならば、鶴乃子は半熟卵といった感じです。
岩手県大船渡市の銘菓「かもめの玉子」
「かもめの玉子」「かんのやゆべし」「柏屋薄皮饅頭」は東北の三大土産と言っても過言ではないくらい有名な和菓子です。
今回は、何度食べても素朴で美味しい「かもめの玉子」を紹介したいと思います。
かもめの玉子の特徴
かも...
黄身が濃く、甘くてとろけるような餡子が絶品です。バニラエッセンスのような香りがして、さらに美味しさが増しています。
外側のマシュマロもふわっとした軽い柔らかさ。表面がちょっぴりパサついていたので、もう少ししっとりしていても良かったかと思います。
全体的には甘さが強めでしたが、とにかく黄身餡が美味しくて、季節限定品の鶴乃子も食べたくなりました。
余談ですが、箱が可愛い卵型。プラスチック製なので、お弁当箱として再利用するのもいいなと思いました。
鶴乃子の商品概要
商品名 | 鶴乃子 |
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製造者 | 石村萬盛堂 |
製造者住所 | 福岡県太宰府市大字内山456-1 |
原材料 | 砂糖、水あめ、白生餡(手亡豆)、加糖卵黄、ゼラチン、コーンスターチ / トレハロース、香料、(一部に卵・ゼラチンを含む) |
賞味期限 | 約10日間 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、涼しい所で保存 |