福島県だけでなく、東北を代表する銘菓「柏屋薄皮饅頭」は、伊部屋の大手まんぢゅう(岡山県)、塩瀬総本家の志ほせ饅頭(東京)と並ぶ「日本三大まんじゅう」のひとつです。
今回は、やっと通販サイトのポイントが溜まったので、お取り寄せしてみました。
柏屋薄皮饅頭の特徴
柏屋薄皮饅頭とは、福島名物の昔ながらの黒糖饅頭です。
- 薄皮であんこがたっぷり
- 皮はしっとりしているのにふかふか
- 気を付けないと皮が包みや手にくっつき破れる
- 甘さ控えめで後に残らない
- 滑らかでツヤがいいこしあんと、柔らかくてふっくらした粒あん
- 黒糖風味
柏屋薄皮饅頭の歴史
嘉永五年(1852年)に、柏屋の初代本名善兵衛(ほんなぜんべえ)が考案したお饅頭です。
奥州街道郡山宿の薄皮茶屋で旅人相手に販売したところ、その忘れられないおいしさが評判を呼び、奥州街道の名物となりました。
当初はこしあんのみでしたが、現在は好みの変化によりつぶあんも使っています。
柏屋薄皮饅頭を食べた感想
こしあんは全体が薄皮で覆われていて、包みのビニールは透明。粒あんは少し餡子が見えて、包みのビニールに柏の葉が描かれています。
さっそく包みをはがしてみると、薄皮が破れてしまいました。薄皮がとてもしっとりしているので、どうしてもビニールからうまくはがれないんです。
女性ならイメージが沸くかもしれませんが、しっかりとお手入れした肌に化粧水をつけると、手にほっぺたが吸い付きますよね。それとよく似ています。
あまりに薄皮がしっとりしているので、とても驚きました。
中のあんこもツヤツヤ滑らか。柔らかさと舌触りの感覚は、薄皮ととてもバランスが取れています。さっぱりした甘さなので、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。
見た目は普通の黒糖饅頭と変わりませんが、美味しい饅頭はあんこの質も全く違いますね。
粒あんは、しっとりふっくらで滑らか。柏屋薄皮饅頭は、こしあんと粒あんの両方を食べないと、絶対後悔します。
この美味しいお饅頭を、いつでも食べられる福島県の人はズルイと思いました。
さすが、日本三大饅頭のひとつですね。
柏屋薄皮饅頭の商品概要
商品名 | 柏屋薄皮饅頭 |
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製造者 | 柏屋 |
製造者住所 | 福島県郡山市富久山町久保田字宮田127番地の5 |
原材料 | 【こし】小豆、砂糖、小麦粉、食塩、グリシン、膨張剤【つぶ】小豆、砂糖、小麦粉、オリゴ糖、食塩、グリシン、膨張剤 |
賞味期限 | 7日 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存 |